GW は時代劇で
GW は時代劇で
今年は「池波正太郎没後25周年」らしい。そんで,こんな本が出ている。
鬼平秘録 (文春e-book)
永遠のベストセラー「鬼平犯科帳」シリーズ。「鬼平」こと火付盗賊改方長官・長谷川平蔵と手下の与力・同心、そして個性豊かな密偵たちの活躍を人情味豊かに描いた同作は、作者の池波正太郎さんが亡くなって25年経った今も、人気が衰えることはありませ…www.amazon.co.jp
永遠のベストセラー「鬼平犯科帳」シリーズ。「鬼平」こと火付盗賊改方長官・長谷川平蔵と手下の与力・同心、そして個性豊かな密偵たちの活躍を人情味豊かに描いた同作は、作者の池波正太郎さんが亡くなって25年経った今も、人気が衰えることはありませ…www.amazon.co.jp
実は私,「鬼平犯科帳」はテレビドラマのみで原作は読んでない。つか,そもそも時代劇本はほとんど読んだ覚えがない。けど「鬼平犯科帳」シリーズは今は亡き大学時代の先輩の愛読書だったこともあり気にはなっていたのだ。
日本の時代劇の面白さは「大義を以って大義を殺す」ことにあると思う。鬼平の場合は「人情」という名のもとにいともたやすく既存のルールを乗り越える。
たとえば『鬼平秘録』に収録されている「兇賊」では畜生ばたらきの盗賊の頭目を義憤に駆られた鬼平がなぶり殺しにするシーンがある。法に支配される現代であれば野蛮で非道なシーンであろうが,そこが「鬼平犯科帳」シリーズの面白さであり,このシーンに溜飲を下げる読者も多いのではないだろうか。
まっ,たまの休み,たまにはこういう話を読んで頭を空っぽにするのもいいだろう。そうそう,青空文庫では「銭形平次捕物控」の新しい話が公開されている。
池波正太郎さんの作品もあと四半世紀もしたら公有のものになるのであろうか。それとも(鬼平とは正反対に)権利強化で今と変わらず法の威を借りつつ「引用も許さない」ほどの管理がされているのであろうか。
(あっ,勘違いしてる人もいるかもしれないので念の為に言っておくと,日本の著作権法では「引用は自由」だし,日本国外でも大抵は fair use の範囲内だからね)