「ガチャ」ってさ
「ガチャ」ってさ
週末はダウナーモードで過ごすつもりが,つい「ブレイブリーアーカイブ」にハマる。
スクウェア・エニックスのブレイブリーシリーズが初めてスマートフォンに登場!「BRAVELY ARCHIVE」の公式サイトbravelyarchive.jp
1月ごろに出たものらしいんだが,ゲーム雑誌は10年位読んでないしテレビも見ないので,スクエニからそういうゲームが出ていることを知らなかった。たまたま「ゆけ!勇者」の広告で見かけたのだ。アプリの広告あなどれん(笑)
みなさま、ゆけ!勇者をプレイいただきありがとうございます。 先日リリースした「ゆけ!勇者R(リニューアル版)」においてTwitter連携時にアプリが強制終了してしまう場合がありますのでその回避方法をお知らせいたします。 Twitter連…www.xhachiapps.com
(ちなみに「ゆけ!勇者」は新しいバージョンが出ているのだが,いまのところ iOS のみなので Android ユーザの私は恩恵に預かれない。いや,うちの iPad は最初期型で,もうネットに繋ぐのは危険なのよ。今は掛け時計&日曜の朝だけワンセグテレビとして余生を送っている。今年か来年辺りには Nexus 9 または 10 あたりを導入して,きっぱりと Apple から決別したい。 Nexus 13 くらいの立てかけ専用のデカいタブレットとか出ないのだろうか)
で,まぁ,私の場合,ある程度遊んで「感じ」を掴んだら迷わず攻略サイトを探すんだけど,「リセマラ」なる一見お下品な言葉が踊っている。ナニコレと思って見てみると,どうやら「リセット・マラソン」というのがあるらしい。
要するに初期状態をなるべく有利にするためにゲームデータを削除して何度もやり直すのだそうだ。
初期状態がある程度ランダムに決定する場合,何度もやり直すというのはゲームをやっててよくあることだ。私も若い頃は Wizardry で SAMURAI になれる初期ステータスを持つキャラクタを出すために半日くらいかけて何人もの冒険者候補を見殺しにしてきた(ステータスの低いキャラは初期装備を剥ぎとって放逐する)。
しかし「リセマラ」は筋が悪すぎるんじゃないだろうか。ゲーム開発者も当然こうなることを念頭にデザインしていると思うのだが。
筋が悪い元凶は分かりきっていて,要するにゲームベンダはお金(リアルマネー)を払って「ガチャ」を回して欲しいのだ。真っ当なユーザはそんなベンダの思惑を回避するために「リセマラ」を繰り返すわけだ。「ガチャにお金を払ってレアキャラを出すようなゲーマーは馬鹿」というわけ。
「ブレイブリーアーカイブ」ではもうひとつお金を使わせるポイントがある。このゲームでは,ユーザがゲーム上で行動する度に「スタミナ」が消費される。「スタミナ」は自然に回復(3時間位?)するのだが(あとユーザがレベルアップするとフルに回復する),お金を払って一気に回復させることもできる。
私のような年寄りはこの「スタミナ切れ」がちょうどイベント・トリガになってゲームを中断できるけど,ゲームに addict している人はついお金を払ってしまう(かもしれない)という実に鬼畜な仕様になっている。
ゲームへの嗜癖(addiction)というのはギャンブル嗜癖(およびその重症である依存症(dependence))とよく似ている。ゲームが悪いわけではなく,そういう嗜癖に弱い人は一定数いるものだ,ということは頭に入れておいた方がいい。で,「ガチャ」を含む日本製のゲームはこの嗜癖行動を上手く利活用(←官製用語w)する形で実装されている。
そろそろ日本のゲームベンダは有料「ガチャ」を禁止すべきなんじゃないだろうか。それができないというのなら有料「ガチャ」(もしくはそれに類似する機能)を含むゲームタイトルを(パチンコと同じく)風営法の規制対象とすべき。
ゲームのマネタイズはいつだって「新しい問題」だけど, Ingress をやったあとで「ブレイブリーアーカイブ」およびそのユーザの行動を見ると,日本のゲームってほんとセンス悪いなぁ,と思わざるをえない。ユーザの行動を「換金」して吸い上げるというのは下種だと思う。「昔はこんなんじゃなかった筈」と思ってしまうのは年寄りの感傷か。
“Gamification” という言葉が登場して随分経つが,ユーザの行動を搾取するんじゃなく,ユーザの行動を功績として残せるようにすべき。そうすればユーザは勝手に creative になるし,そこにマネタイズのチャンスがある。
そうそう。私の招待コードは「D2PMs」です。リセマラでもなんでも利活用して下さい(笑) 和製 RPG はそろそろ飽きてきた(30年もやってればねぇ)ので,飽きたらすぐにアンインストールするかもですが。